フットケアを行う上では、気を付けておきたい3つのポイントというものがあります。それは、大きく分けてフットケアを実践する上での患者さんを補助する看護の面と気持ちの面におけることです。看護の面の1つめにおいては、きちんと歩行機能を維持、そして向上させていくために欠かすことができないのが適切なウォーキングシューズの選択です。ウォーキングシューズなんて何でもいいではないかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、それは大きな間違いです。ウォーキングシューズが歩行トレーニングの効果を左右すると言っても過言ではありません。
また、2つめに関して大事なことは、30分以上は必ず歩行トレーニングを継続させて行うということです。足が不自由な方に関してはその限りではありませんが、日常生活が送れるぐらいの足を持つ方は、30分以上は歩くようにしてみてください。なぜなら、足の筋肉をはじめとする身体機能の維持や向上には、継続した負荷を足に掛け続ける必要があるためです。
そして、3つめである気持ちの面に関しては、フットケアを行う上できちんとした精神的な部分のポジティブな統一を行うということが重要です。何だか胡散臭いように聞こえてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、実はフットケアなどの運動を行う上では前向きなポジティブ思考というのは大きな意味を持っているのです。そのためにも、清々しい晴れた日に気持ちよくフットケアを行うことができると良いと言えるのです。
以上が3つのポイントになります。今後もフットケアの看護ニーズは高まるでしょう。